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一般データ保護規制(GDPR)とカリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)の法規を遵守する!

Google AdSense(グーグルアドセンス)の管理画面に「プライバシー対策を行いましょう」という表示を発見。読むと、以下の内容の設定をしないといけないみたい。

  • 一般データ保護規制(GDPR)
  • カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)

「一般データ保護規制(GDPR)」および「カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)」などのプライバシーに関する法規を遵守する

「プライバシー対策を行いましょう」という表示の詳細内容を読み進んでいくと、一般データ保護規制(GDPR)カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)という法規を遵守した設定をしないといけないという内容でした。

文字だけみると、すごく難しそうですが、「それぞれの国(地域)のルールに従って設定をして下さい」という意味で、Google AdSense(グーグルアドセンス)の管理画面にその設定項目も出てきます。

あとはGDPRとCCPAの内容を理解したうえで、自分にあった設定をする必要があります。それでは、それぞれにルールの説明と僕が設定した内容についてまとめてみました。

一般データ保護規制(GDPR)の設定を考える

一般データ保護規制(GDPR)とは、EUを含む欧州経済領域(EEA)で取得した個人データをEEA領域外に移転することを原則禁止しています。

Googleからのメッセージ内容としては、Google AdSense(グーグルアドセンス)を使用するなら「EUユーザーの同意ポリシーを守りましょう」という意味です。

日本のブログ(サイト)なのに、EUとか関係あるの?と思うかもしれませんが、インターネットは全世界から閲覧できる状態なので、EUのユーザーがアクセスしてくる可能性はゼロではありません。それに伴う設定が国(地域)ごとにあるのは納得ですね。

Google AdSense(グーグルアドセンス)での設定ですが、このEUユーザーを収益の対象とするかしないかでそれぞれ設定が変わってきます。

EUからのアクセスが多く、収益の割合が大きい場合は、このGDPRに従った設定をする必要があります。

逆に、ほとんどの人はEUからのアクセスはそんなに多くなく(ほぼゼロだと思います)、EUユーザーを収益の対象として考える必要があまりないかと思います。(とくに僕のような初心者は)

なので、基本的な設定方法としては、管理画面内の「すべてのサイト」から「EUユーザーの同意」をクリック。表示する広告の種類の選択があり、「パーソナライズされていない広告を選択」すればOKです!

カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)の設定を考える

カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)とは、カリフォルニア州の住民に対するプライバシー保護を定めた州法で、2020年1月から適用開始となってます。

これも「カリフォルニア州のルールに従いましょう」という意味で、別で設定が必要なのですが、GDPRの設定同様に、日本人には関係ないように思いますが、カリフォルニア州のユーザーもアクセスできる状態ですので、個別に設定が必要になるという事です。

こちらの設定方法は、管理画面内の「すべてのサイト」から「カリフォルニア州消費者プライバシー法」をクリック。次の画面の選択で「データ処理を制限する」にチェックをいれて保存。

以上、EUやカリフォルニア州のユーザーを収益対象で考えない場合の設定は簡単です。

まとめ

ブログ初心者の僕には少し難しい内容に感じましたが、ゆっくり読んで理解すると納得の内容(設定)ですね。

僕がした設定は簡単ですが、スキルの高い人や、ブログ(サイト)の内容が海外向けで、EUやカリフォルニア州のユーザーが収益対象になる場合はまた別の設定が必要です。

今後も法改正などで設定を見直す機会があるかと思いますので、継続して勉強していきたいと思います。